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精子の質はサプリメントで左右される?男性妊活の基本となる食生活と栄養素の関係性

この記事は男性妊活の専門サイトとしてベビーライフ研究所が監修及び運営管理しております。
ベビーライフ研究所が製造販売するサプリメント「マイシード®」はこちら

【監修】
    二宮 英樹:
    医師、データサイエンティスト。福岡県出身。東京大学医学部卒業。専攻は公衆衛生学。
  • 阿部 裕紀:
    薬剤師。東京都出身。星薬科大学薬学部卒業。専攻は薬物治療学。
※詳細プロフィールは記事の最後に記載しております。

男性妊活で注目を集めているのが「サプリメント」です。女性の妊活ではずっと以前からサプリメントが大きな役割を果たしてきました。ではなぜ、サプリメントが妊活で話題となっているのでしょうか。そして、男性妊活ではどんなサプリメントを選ぶべきなのでしょうか。

サプリメントは薬とは違い、私たちの健康に必要とされながら、食事では補いきれない栄養素を効率よく摂取できる健康補助食品です。健康志向が強まっている昨今、私たちの生活に欠かせないものになっていますね。
では男性の妊活にとって、サプリメントはどんな役割を担っているのでしょうか。男性妊活のポイントとなる「精子の質と量」の違いと、サプリメントで補うべき栄養素や食生活の改善点についてピックアップしてみましょう。

 

妊活を始める前に知っておきたい男性側に原因のある不妊症の割合

みなさんは妊活を始めるまで「妊娠できる可能性」について考えたことはありますか。結婚して赤ちゃんを望むまでは、男性にとっても女性にとっても気遣うべきは「避妊」の方で、精子や卵子の質について、若いころから気遣うという人は少数派なのではないでしょうか。
でも、近年「不妊治療」の大変さ、負担の大きさから「妊活」に注目が集まり、男性の妊活も研究されるようになりました。そこには、不妊の原因が女性だけでなく、男性側にあるケースが少なくないことが影響しています。
実は、不妊症と診断された夫婦のうち、女性だけに原因があるケースは41%、男性だけに原因があるケースは24%、そして男性にも女性にも不妊の原因があるケースは24%とされています。つまり、男性に原因があるケースは実に48%にも及ぶことがわかっているのです。
http://ivf-asada.jp/hunin/huninkiso02.html(浅田レディース名古屋駅前クリニックHP参照)

では、男性側に原因のある不妊症はどんなケースが多いかというと、実はそのほとんどが「造精機能障害」と呼ばれるものなのです。
精子をつくるための精巣や男性ホルモンに異常があり、精子がうまく作れなかったり、作り出された精子の数が少ない・運動性に欠けているなどの症状が出ます。これが不妊症につながるのです。
つまり精子の質や量は、妊活に大きな影響を与えるということですね。では、精子の質と量について、私たちはどんなことに気を付ければよいのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

 

精子の質と量を知るために、精子について見直してみよう!


良い状態の精子とは、一般的に「一度の射精で排出される精液にいかにたくさん含まれていて、いかに元気に運動するか」ということだと考えられます。またより詳しく見ると、DNAが壊れていないか、ということも重要です。
精子とは、男性のDNAを女性の卵子に届けるための優れた輸送船です。射精後の精子の寿命は2、3日から1週間とされています。また子宮の中を進んでいくうちに受精能力を高め、卵子と出会えるタイミングに受精可能になるよう計算されつくしているのです。

みなさんは、一回の射精に含まれる精子がどれくらいの量になるかご存知ですか。実は、1億から4億と言われているんです。
男性の体では、1日に5000万から1億ほどの精子が作られています。個人差が大きく、たくさん作られる人も、少ない人もいます。また精子は射精されないと4日ほどで古くなってしまい、たんぱく質として体内に吸収されてしまうのです。
一度射精してしまうと、再び妊娠可能な精液を射精できるようになるまで、2、3日はかかります。タイミング法の面で考えても、精子はとてもデリケートな存在と言えるでしょう。
短い寿命で、大切な使命を果たす精子。でも無事射精されたとしても、その99%は子宮にすらたどり着かずに死んでしまいます。子宮に入った数十万の精子もどんどん淘汰されていき、たった1匹の精子だけが、卵管をおりてくる卵子と受精できるのです。

精子の質と量は人それぞれ。造精機能障害にはもっとも重い無精子症から乏精子症・精子無力症などがあります。また精子の奇形によって、無事受精できないケースもあります。

精子にも良い悪いが存在する?精子の状態の違いを知ろう

無精子症とは、精液の中にまったく精子がいない状態です。乏精子症は、精子の数が少ない状態で、精子無力症とは精子の運動率が悪くなってしまう状態を指します。
無精子症に気付かないまま妊活を続けていても、精子が存在しなければ妊娠することはありません。無精子症でも原因によって、精巣や精巣上体に精子が存在している状態であれば、精子のとおり道の再建手術を行うことで、妊娠できる可能性があります。

乏精子症は、精子の数が基準よりも少ないため、女性の体内で生き延びる精子の数も少なくなってしまう症状です。これも人工授精などの不妊治療のほか、タイミング法など負担の少ない方法で妊娠することが可能です。

精子無力症とは、精子の数は足りているのに精子の運動率が悪い状態のことです。精子は膣や子宮という、外からの侵入者にとって非常に厳しい環境の中を、必死に泳いでいかなければなりません。

精子は子宮にとって、排除すべき外敵とみなされます。そんな中を泳ぎ切るためには、運動率は非常に大切なポイントとなることが分かりますよね。
つまり、精子の状態を整えたい場合、精液に含まれる精子の量を増やし、精子の運動率をアップさせる必要があるのです。
そして奇形ではなく、正常な精子を作り出す必要もあります。では、どうすることで精子の状態をアップさせることができるのでしょうか。

精子の質や量を上げるためには?答えは食生活習慣にあり!

まずは男性の生活習慣・食生活習慣を整えることが大切です。特に寝不足やストレス過多は良くありません。いつも仕事や人間関係のストレスにさらされ、残業で寝不足気味の男性にとって、この点は痛いポイントかもしれませんね。
またお酒の飲み過ぎや喫煙習慣も、精子の質や量をアップさせるためには良くありません。お酒の飲みすぎは食生活や睡眠の質も悪化させます。また喫煙習慣は妊活だけでなく、妊婦さんや胎児の健康、生まれてきた子どもの命に係わるケースもあります。
乳幼児突然死症候群(SIDS)という、赤ちゃんが突然呼吸を止めてしまう非常に恐ろしい病気があります。この病気の発生には、妊娠中からのママの喫煙はもちろん、パパをはじめとする周囲の人の喫煙習慣も関係すると言われています。
妊活を始めたならば、まずお酒を適量まで控え、禁煙に取り組みましょう。できれば早寝早起きを心がけ、休みの日には適度にリフレッシュしてストレスの溜めすぎにも注意したいですね。

そして最も注意したいのが食生活習慣の改善です。食生活は、体質改善の基盤となる重要な生活習慣のひとつです。女性も妊活をはじめるとき、まずチェックするポイントですね。では男性妊活には、どんな栄養素が必要なのでしょうか。

 

男性妊活時に必要な栄養素にはこんなものがあると言われています

男性妊活時に必要とされる栄養素をピックアップしてみましょう。

・亜鉛
・コエンザイムQ10
・ビタミンE
・葉酸

亜鉛は、男性ホルモンのひとつテストステロンの生成に関与しているミネラルのひとつです。細胞分裂や新陳代謝にも関わるため、非常に重要な役割を果たしています。また現代人には不足しがちなミネラルとも言われています。
亜鉛不足になると、男性ホルモン・テストステロンの生成に悪影響を及ぼすだけでなく、精子の運動率や精子量の低下にも影響してきます。
さらにDNAの複製などにも関与するため、DNAの輸送船である精子の正常性にも影響を及ぼしかねません。また男性ホルモンに影響するため、勃起不全(ED)の原因となることもあるのです。
亜鉛は肉類や魚介類に含まれますが、あまり吸収率が良くない成分で、さらにアルコールと相性が悪いとも言われています。食生活の乱れに自覚がある方は、不足している可能性があるかもしれません。

コエンザイムQ10は、補酵素のひとつで、ミトコンドリアにたくさん含まれています。私たちの体内でエネルギーを作り出す、生命維持や活力に欠かせない成分のひとつです。
ビタミンと同じような働きをしますが、人体でも生成される成分です。ただし吸収率が大変低いため、なかなか食べ物だけ・体内合成だけで補うのは難しいと言われています。
さらにコエンザイムQ10は、強い抗酸化作用を持っています。同じく抗酸化作用を持つビタミンEの働きを活性化させる力も持っています。
抗酸化作用が強いため、精子を良い状態に保ち、運動率も良い状態を保つことができると考えられている成分でもあります。
現在、医学界もコエンザイムQ10に注目しています。高容量コエンザイムQ10とビタミンE・ビタミンCを配合したサプリメントを服用する臨床実験では、実際に男性不妊患者の精子運動率がアップしたという報告があります。

ビタミンEは強い抗酸化作用を持つビタミンとして知られています。食べ物としてはナッツ類などに多く含まれており、比較的補いやすいビタミンではないでしょうか。

葉酸は女性の妊活サプリメントとして非常によく知られていますね。ただし含有量がとても少なく、女性の場合は必要量を野菜で摂った場合、1日にブロッコリーを丸々何本も食べなければならない計算になります。また非常にデリケートな成分です。
葉酸には細胞分裂や増殖をサポートする働きがあるので、正常な精子をつくるためにも役立ちます。葉酸は良い精子をつくるサポーターとなりえる栄養素なのです。

私たちの食生活には、男性の妊活を応援してくれる栄養素がたくさん存在しています。でも、そのすべてが吸収率がよく、壊れにくいわけではありません。中にはたくさん食べても吸収されるのはほんのちょっぴり…という栄養素もたくさんあるのです。
それでなくても、忙しく毎日仕事に追われている男性が、三食の栄養バランスを考え抜いて食事をとることなど不可能ですよね。お昼はササッとファストフード、朝は時間がなくてコーヒーと栄養バランスフードだけ、なんて男性も多いのではないでしょうか。

 

男性妊活に必要な栄養素を食事だけで補うのは難しい…だからサプリ!

そこで注目したいのが、サプリメントなのです。サプリメントで栄養素を補うのであれば、ある程度食事が不規則でも大丈夫ですよね。また新鮮な野菜や果物がなかなか摂取できなくても栄養不足を防ぐことができます。
特に男性妊活には不可欠で、しかし摂取することが難しい亜鉛やコエンザイムQ10などは、サプリメントでしっかり補うことが望ましいと言えるのではないでしょうか。
また、栄養素には相性があります。コエンザイムQ10とビタミンEのように、一緒に摂取することでよりパワーを発揮できる栄養素の組み合わせが存在します。
また亜鉛とコエンザイムQ10のように、男性妊活に必要とされるのに不足しがちな栄養素をまとめて摂取できるように配合されている、目的に合わせたサプリメントもあります。

サプリメントをつくる際には飲みやすくするためにさまざまな添加物を利用します。カプセル剤であったり、澱粉・ゼラチンなどなど。別々に摂取するということはそれだけ余分な添加物を摂ることにもなります。
できれば1種類で必要な栄養素を摂れる方が好ましいですね。

仕事で忙しい男性だからこそ、体調を整えることが必要です。でも難しい…そんなときは、食事だけにこだわらず、サプリメントも上手にプラスしていきましょう。

男性妊活はサプリメントを上手に使ってストレスフリーに!

妊活は、妊娠しやすいカラダと心を整えることが大切です。妊活でストレスを貯めてしまっては意味がありません。
でも、「あれを食べなきゃいけないのに、また食べられなかった」の繰り返しだと、パートナーにも非協力的だとみられてしまいがちですよね。自分でもできないことが積み重なり、パートナーからも責められることが続くと大きなストレスになってしまいます。
その点、サプリメントなら飲む習慣もつけやすく、続けやすいというメリットがあります。どうしても忘れてしまうという場合は、家庭の食卓と仕事のデスクなど、目に付きやすい場所に置いておくと良いですよ。

男性の妊活の認知度は、まだ女性の妊活ほど高くありません。不妊治療を行う場合も地域によっては産婦人科や泌尿器科などちょっと敷居が高い病院に行く必要があるなど、気持ちのハードルが高い点も少なくありません。
でもサプリメントなら、他人の眼を気にすることもなく、それでいてパートナーとは二人三脚で体質改善を目指すことができます。妊活はもちろんですが、健康に生活をするためにも必要な成分が配合されているので安心して飲めますよね。

男性の妊活を積極的に行うことで、同じく妊活を頑張るパートナーと心の距離も縮まります。妻は、夫が日常的にサプリを飲む姿を見て「妊活に理解・協力してくれているんだわ」と安心し、満足感も得ることができます。この安心や満足が、妻のメンタルに大変重要とされています。
夫の妊活参加で妻の心に余裕が生まれれば、自然とふたりの心も通じ合います。心の距離が縮まれば、自然と体の距離も近くなるもの。手を取り合って、努力が花開く日を待ちましょう。

マイシード
精子検査
【この記事の監修】
  • 二宮 英樹(にのみや ひでき)


    医師、データサイエンティスト。福岡県出身。東京大学医学部卒業。専攻は公衆衛生学。
    東京大学医学部卒業後、関西医科大学枚方病院、セレオ八王子メディカルクリニックなどで診療に従事。薬や手術に頼るだけではなく、コミュニケーションや触れ合いを活かした診療をモットーに患者との対話を重視する一方、データサイエンティストという異色の肩書きを持ち、医療技術や医薬品などの有効性について原典にあたり、評価手法やデータの有効性について常に確認を欠かさない。
    地域包括ケア研究所にて医療局長を務め、医療者として地域社会のひとりひとりのための医療や正しい知識の普及活動に従事している。これまでヘルスケアメディアを通じて、正しく、分かりやすい健康情報の発信に携わってきており、医療や健康は一人ひとりの個人差がとても大きいため、個人にあわせた情報を記事で発信することの難しさを実感。情報を丁寧に紐解くことで、自分にあった正しい情報が分かるような発信を心がけている。
  • 阿部 裕紀(あべ ひろき)


    薬剤師。東京都出身。星薬科大学薬学部卒業。専攻は薬物治療学。
    現在、化粧品会社に製造責任者という立場で品質管理などに携わる傍ら、薬に頼らないセルフケア(予防)を追求し、啓蒙活動を行う。ドラッグストアでの勤務経験を活かし、ライフスタイルに合わせた健康食品やサプリメントのアドバイスなども行う。個人的には、薬はあまり好きではなく、自然なもの(食品に近いもの)で身体の不調を治すことを常に考え、アドバイスを行っている。

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