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妊活中男性の夫婦生活とタイミングについて

この記事は男性妊活の専門サイトとしてベビーライフ研究所®が監修及び運営管理しております。

【監修】
    二宮 英樹:
    医師、データサイエンティスト。福岡県出身。東京大学医学部卒業。専攻は公衆衛生学。
  • 阿部 裕紀:
    薬剤師。東京都出身。星薬科大学薬学部卒業。専攻は薬物治療学。
※詳細プロフィールは記事の最後に記載しております。

不妊カップルが不妊外来に行って最初に行われる治療が、女性の排卵の時期に合わせてセックスするというものです。これをタイミング指導といいます。
セックスのタイミングとしては、次のような時期が目安となります。まず、女性の排卵後の卵子の寿命は半日から1日程度ですが、それに対して、男性の精子は、女性の体内であれば数日から1週間は生きています。だとすると、排卵4日前から排卵当日、排卵翌日の合計6日間が妊娠可能な期間となるわけです。

 

タイミングを気にしすぎると妊娠しづらくなる

排卵日を特定する方法としては、基礎体温の変動で排卵日を特定する「基礎体温測定法」、排卵は次の月経第1日から逆算して14日±2日にあるとする「オギノ式」、排卵日直前に起こる黄体形成ホルモンの濃度のピークによって排卵日を特定する「排卵日検査薬」、おりものの状態で排卵日を予測する「頚管粘液法」などがあります。

最後に紹介した「頚管粘液法」は、女性の膣から卵の白身のような透明、もしくはやや黄色っぽいおりもの(子宮頚管粘液)が出ることで、排卵が近いことがわかるというものです。この子宮頚管粘液は、精子を受け入れるために分泌され、精子が生き延びやすいアルカリ性をしています。受精のための粘液なので、排卵してしまうと、細菌やウイルスが子宮内に侵入しないように、頚管粘液の性質が変わり、分泌量も少なくなります。女性の体内では、こうした分泌が排卵に合わせて繰り返されています。

不妊外来のタイミング指導では、排卵日2日前にセックスを行うと、もっとも妊娠しやすく、次いで排卵前日、排卵当日が妊娠可能な日だとアドバイスされます。
もちろん、そのとおりにセックスできれば、妊娠の可能性は高くなります。
しかし、人間は感情の動物です。お互いに緊張してうまくセックスできなったり、男性の性衝動が低くなることもあります。ひどい場合には、男性では勃起障害、女性では性欲欲求の低下に至ることもあるのです。

 

プレッシャーを感じなくする方法とは

2010年の抗加齢医学会で、不妊外来に通院している夫婦170組と、自然妊娠で子どもを授かった夫婦170組、合計340組の夫婦に性生活について調査した結果が報告されています。
それによると、妊娠を希望していても、交際期間や結婚期間が長かったり、年齢が高くなるほど、セックスの回数が少なくなる傾向が、どちらの夫婦のグループにもみられたといいます。
とくに、35歳以上の不妊治療開始後の男性において、性的欲求の低下、性的不満感、性的回避が強くなる傾向がみられたそうです。

つまり、妊娠するために始めた不妊治療がきっかけで、かえってセックスレスになってしまい、妊娠の可能性が低くなっているのです。これでは本末転倒です。
また、男性不妊の原因として膣内射精障害が急増しているともいわれています。しかも、そのうちの7割以上が、それまでは普通に射精できていたのに、不妊治療を始めたとたんに射精できなくなっているのです。これはタイミング指導が男性のプレッシャーとなっていることを意味します。

しかし、こうした事態に陥ってしまうのは、不妊治療を受ける夫婦に誤解があるためだと思われます。
不妊外来の医師は「排卵日の前後だけセックスしなさい」と指導しているわけではないのです。「ふだんセックスしているように、決められた日にも同じようにセックスしましょう」と伝えているだけです。
ヘンに排卵日を意識しなければ、セックスレスになることはありません。要は、回数を気にすることなく、しょっちゅうセックスすればいいということです。

 

男性側にも妊娠させやすいタイミングがある?

タイミング指導は女性の排卵日を優先していますが、実は男性にも妊娠させやすいタイミングがあります。男性の妊娠させやすい度合いを男性ホルモンの濃度で測ると、そのレベルは夜更けにはかなり低く、明け方に上昇し、午前8時頃にピークになるのです。
さらに、精子の濃度という観点からみると、1日の変動が大きく、午後にピークを迎えます。なんと、朝に比べると、1回の射精あたり3500万個も多いといわれているのです。これは精子を作る機能の問題ではなく、射精するときの神経や筋肉の働きによるものだと考えられます。

こうしたことは、男性であれば、心当たりがあるのではないでしょうか。女性のタイミングだけでなく、男性のタイミングも考えてセックスすれば、妊娠する確率は高くなるでしょう。

また、次のような興味深い研究報告もあります。
夫婦のムードを高めるためにポルノを見るなら、男性と女性1対1のポルノより、男性2人と女性1人が絡むポルノを見た方が、射精精液中の精子の運動が活発になるというものです。その理由として、「男性は精子間の競争が激しければ激しくなるほど、より多くの精子、より質の高い精子を射精するようになるからだ」と研究者は説明しています。
不妊治療には、セックスしたくなるムードづくりも大切だということです。

マイシード
精子検査
【この記事の監修】
  • 二宮 英樹(にのみや ひでき)


    医師、データサイエンティスト。福岡県出身。東京大学医学部卒業。専攻は公衆衛生学。
    東京大学医学部卒業後、関西医科大学枚方病院、セレオ八王子メディカルクリニックなどで診療に従事。薬や手術に頼るだけではなく、コミュニケーションや触れ合いを活かした診療をモットーに患者との対話を重視する一方、データサイエンティストという異色の肩書きを持ち、医療技術や医薬品などの有効性について原典にあたり、評価手法やデータの有効性について常に確認を欠かさない。
    地域包括ケア研究所にて医療局長を務め、医療者として地域社会のひとりひとりのための医療や正しい知識の普及活動に従事している。これまでヘルスケアメディアを通じて、正しく、分かりやすい健康情報の発信に携わってきており、医療や健康は一人ひとりの個人差がとても大きいため、個人にあわせた情報を記事で発信することの難しさを実感。情報を丁寧に紐解くことで、自分にあった正しい情報が分かるような発信を心がけている。
  • 阿部 裕紀(あべ ひろき)


    薬剤師。東京都出身。星薬科大学薬学部卒業。専攻は薬物治療学。
    現在、化粧品会社に製造責任者という立場で品質管理などに携わる傍ら、薬に頼らないセルフケア(予防)を追求し、啓蒙活動を行う。ドラッグストアでの勤務経験を活かし、ライフスタイルに合わせた健康食品やサプリメントのアドバイスなども行う。個人的には、薬はあまり好きではなく、自然なもの(食品に近いもの)で身体の不調を治すことを常に考え、アドバイスを行っている。

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