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妊活男性にとってストレスはNG。仕事もほとほどにストレスのない生活を送りましょう

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日々の仕事、人間関係、そして家族の将来。いろいろと悩みをため込みがちな現代のライフスタイルでは、さまざまな場所で「ストレスによる弊害」が語られます。そして、その影響は、妊活力にも……?
心身ともに抑圧された生活は、多種多様な形で身体の変調にあらわれます。もちろん、精子も例外ではありません。では、そんな毎日を続けると、どんなことが起きるのか。ここでは、ストレスと精子の質の関係について考えてみましょう。

 

精子にも「品質」がある?

一回の射精で2〜5億も精子が放たれるものの、卵管膨大部まで辿り着ける精子はごくわずか。前の章では、精子はそれぞれに活動量が異なると書きましたが、これがまさに「精子の質」のひとつにあたります。

たとえば、不妊治療でクリニックを訪れて精子の検査を受けると、まずは精液の中にある精子の数と、その運動の量がチェックされます。簡単に言えば、「精子の数が少ない」「精子の運動が弱い」という2点が、精子の基本的な質として捉えられるわけです。

まず、精子の数ですが、卵子へと辿り着く以前に大半が脱落するわけですから、量が少ないよりは多いに越したことはないということはお分かりになるでしょう。また、卵子を目指す運動の活力については、前章で触れた通り「精子は毎日作られて、成熟するもの」ですので、運動の量が少なければ「熟成する力が弱い」ということになります。

卵子は、卵管の最も奥深い場所で待っています。精子の動きが悪いとそこまで辿り着くのが難しくなります。

 

妊活力はストレスで弱まる?

「精子の質」を左右する要因は、もちろんさまざまなものが考えられますが、中でも注目したいのが、ストレスとその原因です。ストレスを抱えているということは、睡眠時間や食生活など生活習慣にも影響が出やすいはずで、リズムも不規則になりがち。こうした毎日が続くと、身体はどんどん痛めつけられていきます。

心配事で眠れなかったり、イライラして暴飲暴食に走ったり、糖分や脂質の多い食事やアルコールで紛らわせようとしたり。生活の質の低下は免疫力の低下などを招き、ひいては精子の減少につながることもあります。また、過度のストレスで性欲自体が減退してしまったら、元も子もありません。

中でも、喫煙は精子のDNAに傷を付けるとも言われていますので、妊活中ならぜひとも避けたいところ。禁煙は、健康的な生活への第一歩と言えますが、その上で、上手にストレスを発散できる環境を整えたいものです。

 

意識していますか、自分自身のストレス

さて、ひとことでストレスと言っても、本人は自覚していないこともあるでしょう。特に、多忙な日々を過ごす働き盛りの男性は、いちいち確認している暇もないかもしれません。

ストレス源は、身の回りにたくさんあります。たとえば、重要な仕事を任されて嬉しく思っていても、裏を返せば責任が重くなるということですので、当然、心配事も増えていきます。また、よく話題にのぼる「働き方」も、原因のひとつです。残業が続くだけで生活リズムは乱れますし、言うまでもなく運動不足に陥りやすくなります。

とは言え、「ストレスのない毎日」など、望むべくもありません。そこで妊活中の男性は、まず「食事」「睡眠」「運動」という健康的な暮らしの基本を見直すべきでしょう。ファストフードばかりの食生活や、趣味の時間で夜更かしするなんて、もってのほか。早寝早起き、バランスのよい食事、適度な運動を心がけること。これらは、妊活の味方にこそなれど、敵になることはありません。

 

造精機能を維持するために

前章では、男性の身体は思春期からずっと精子を作り続けると書きました。しかし、だからと言って、造精機能そのものが常に一定に維持されるわけではありません。最近は、「高齢出産」という言葉をよく耳にするようになりましたが、かつて「初産は早めに」と言われたのは、生殖機能を心配してのことなのです。

個人差はありますが、一般的に言って、女性の卵巣機能は35歳前後から低下すると言われています。これは、前章の「女性の卵子は老化する」という話を裏付けるものですが、年齢は実は男性にも関係します。

こちらも人によって差はありますが、男性は45歳くらいから造精機能が衰え始めるとされています。男性ホルモンの「テストステロン」の分泌量の低下は30歳前後から始まるようですが、女性に比べて機能低下は緩やかなので、40代半ばくらいが目安になるわけです。

30〜40代と言えば、ストレスに苦しみやすくなる年代にピタリと当てはまります。したがって、衰えゆく生殖機能をできるだけ維持するためにも、規則正しい生活習慣が重要になるのです。

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